・マンション 徒歩××分…

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 マンションを購入する際、最初にチェックするポイントとして「駅から徒歩××分」という部分を見る方も多いでしょう。毎日のように駅を利用する方にとっては重要な点であり、マンションの価格にも直結する部分です。しかし、この「徒歩××分」、本当に表示通りなのでしょうか?

 マンション販売などの広告でよく見かける「徒歩1分」は、「不動産の表示に関する公正競争規」により80mと定められています。勿論、地図上の直線距離ではなく道路などに沿って実測されますし、横断歩道や歩道橋を歩く場合は道路の最短距離ではなく、実際に歩く部分を計測して計算します。

 しかし、ここで気をつけたいポイントが。横断歩道や踏切の待ち時間、あるいは坂道の上りに掛かる時間は換算されないのです。都市部にある「開かずの踏切」などは特殊なケースとして、現実的に問題となるのは「駅から物件までにある信号の数」と「坂道」でしょう。これによりマンションの広告にドーンと書かれている「徒歩○○分」の表示が、大きく変わってしまうこともありえます。

 特に問題なのは「坂道」。実は内装や設備・セキュリティに凝った東京都内(一等地)の某新築マンションがあり「ここは売れる」と思っていたところ、予想外に売れ行きの鈍かった物件があります。最大の理由は長い坂道の途中にあったこと。行きと帰りで「上り坂」「下り坂」になるのですが、さすがに上り坂を歩くのは少しだけ疲れるようです。

 つまり、行きと帰りで「徒歩○○分」が大きく違うわけですが、購入したマンションを資産として考える場合、こういうところで思わぬマイナスポイントになるケースもあるので注意が必要です。マンションでも戸建でも、その建物以外に周りの環境が価値を大きく左右するということを忘れてはいけません。

 ただ、建築中の物件でもモデルルームが別の場所にある場合でも、これに関しては駅から現地まで歩いて確かめることができます。現地を下見せず買う方はいないでしようが、ともかく建設予定の現地から駅、公共施設、商業施設に歩いて確かめるのが良いでしょう。